AIテレアポとは|できること・できないこと、向いている使い方と選び方
AIテレアポは、AIが相手と会話しながら営業電話をかける仕組みです。AIが受付で名乗って担当者の在否を確かめるところまでを受け持ち、担当者につながったら人に引き継ぐ使い方が、取り入れやすい形です。日程調整までAIが行うと案内しているサービスもあります。 AIだけで最後までアポを取り切る使い方は、商材や相手を選びます。
AIに任せられる範囲と料金、迷惑にしないための注意点と法律を、各社の公式ページと法令で確かめてまとめました(2026年11月時点)。
担当者につながったら人に引き継ぐサービスです。
導入までの期間は1か月〜1か月半が目安です
AIテレアポとは:オートコールとの違い
AIテレアポは、AIが相手の話を聞き取って受け答えをしながら、営業電話の最初の部分を受け持つ仕組みです。録音した音声を流して番号を押してもらうオートコールとは、会話ができるかどうかが違います。 オートコールの仕組みと向いている使い方は オートコールとは|仕組みと向いている使い方、費用の比べ方と法律の注意点 で紹介しています。
「AI電話営業」と呼ばれることもあり、電話営業の一部を自動化する仕組みです。
「AIテレアポ」と呼ばれるサービスには、大きく3つの型があります。名前が似ていても、AIが受け持つ範囲と人の手が必要な範囲が違うので、資料を取り寄せる前に、どの型かを確かめておきましょう。
| 型 | AIがすること | 人がすること | 向いている用件 |
|---|---|---|---|
| 録音音声のオートコール | 録音した案内を流し、番号のボタンで答えを受け付ける | 案内の録音、反応があった相手への折り返し | アンケート、案内の一斉連絡 |
| 会話型AIが受付に対応し、人に引き継ぐ | 発信、受付での名乗りと用件の説明、担当者の在否の確認 | 担当者との会話、ヒアリング、日程調整 | 法人の代表番号への新規の営業電話 |
| 人の電話をAIが支える | 自動での発信、通話の録音・文字起こし・要約、記録の入力 | 電話そのもの | 商材の説明が長い営業、既存顧客への電話 |
この記事で主に扱うのは、2つめの「会話型AIが受付に対応し、人に引き継ぐ」型です。2026年11月4日に公式ページを確かめた範囲では、Sales Forge AI Voice・PITK などが、担当者につながった時点で人(サービス側のオペレーターなど)に引き継ぐ流れを案内しています。3つめの型は、MiiTelのような通話録音・解析のツール(IP電話・CTIと呼ばれる電話の仕組みに付いた機能)として提供されることが多い型です。人手を減らすより、一人ひとりの電話の質を上げるために使います。
AIテレアポでできること
AIテレアポが得意なのは、同じ流れを何百回も繰り返す仕事です。発信、受付への名乗り、在否の確認、結果の記録は、人がかけるよりも速く、毎回同じ手順で進みます。
人のテレアポでは、「つながらない」「担当者が不在」「受付で断られる」電話に多くの時間を使いがちです。AIに任せると、この時間を営業担当者の仕事から切り離せるので、営業は見込みのある相手との会話に集中できます。具体的には、次のような仕事を任せられます。
- 発信とかけ直し: つながらなかった番号は、時間帯を変えて自動でかけ直す
- 資料を送った会社へのフォロー: 「資料は届きましたか」と確かめる電話を、送付から数日後にかける
- 受付での名乗りと用件の説明: 会社名と営業の電話であることを伝え、担当部署への取り次ぎを頼む
- 担当者の在否と戻る時間の確認: 不在なら、戻る日時を聞いて次の発信の予定に入れる
- 通話の記録: 録音・文字起こし・要約を残し、受付で何と言われたかを後から読める
- 断られた番号の記録: 断られた会社を「再びかけない番号」にして、次の発信から外す
とくに役に立つのが記録です。人のテレアポでは、受付で何と言われて断られたかが担当者の記憶にしか残らず、トークを直す材料が集まりません。通話を全件文字で残せるサービスなら、「どの言い方で取り次いでもらえたか」「どの理由で断られたか」を数えて、トークスクリプトを改善できます。
AIテレアポでできないこと・苦手なこと
AIテレアポは、相手の事情に合わせて話を組み立てる会話が苦手です。担当者の質問への答え、予算や決裁の聞き取り、断られた理由に応じた提案は、2026年11月時点では人が受け持つ前提で考えましょう。
- 想定外の質問に答える: 「今使っているA社と何が違う?」のような質問にずれた答えを返すと、その場で切られる
- 決裁者との話を進める: 決裁の流れや予算の時期は、相手の反応を見て聞き方を変える必要がある
- リストの質を補う: 対象外の会社や閉業した会社が混ざったリストは、AIにかけても結果は良くならない
- 相手の印象を良くする: AIの声だと分かった時点で切る人もいて、最初の数秒の印象は人の電話より不利になりやすい
- 断られたあとの引き際を判断する: 「結構です」を聞き取れずに話し続けると、迷惑な電話になる
業種や規模が商材に合わない会社にかけ続けても、断られる電話が速く増えるだけです。かける前に、架電先を自社の商材に合う会社に絞っておきましょう。テレアポ用のリストの作り方は テレアポリストの集め方・作り方 で解説しています。
AIが受け持つ範囲と人に引き継ぐところ
AIが受け持つのは、発信から担当者の在否を確かめるところまでです。担当者が電話に出たら、その場で人に引き継ぎ、ヒアリングと日程調整は人が行う形が、いちばん無理のない分担です。
下の図は、AIが受け持つ範囲と、うまく進まなかったときにAIが残す記録、人に引き継ぐところを示したものです。左の列はAIが進める流れ、右の列は途中で止まったときの扱いです。
AIの電話では、受付とのやり取りが仕事の大半を占めます。公開情報から集めた営業リストでは、電話番号の多くが会社の代表番号で、担当者の名前は分からないことがほとんどだからです。Urizoが収集した企業データ(2026年11月時点)では、代表者名が分かる企業は約10%、担当者名が分かる企業は約6%でした。
出典: Urizoが収集した企業データ(2026年11月時点)で、代表者名・担当者名の項目が入っている企業の割合を集計。複数のサイトの情報を会社ごとにまとめた集計で、目安の値です。日本の全企業の調査ではなく、収集元のサイトによって割合は変わります。
担当者名が分からない9割以上の会社では、AIは「総務のご担当者様」「採用のご担当の方」のように、部署や役割で取り次ぎを頼むことになります。どの部署に何と言って取り次いでもらうかは、AIに任せる前に人が決めておく部分です。受付で名前を出せない電話のトークは テレアポのトークスクリプトの作り方と例文 で、取り次いでもらいやすい第一声は テレアポで切られないコツ で紹介しています。
AIテレアポが向いている使い方・向かない使い方
AIテレアポが向いているのは、かける件数が多く、最初の電話の用件を短く伝えられる営業です。件数が少ない営業や、最初の電話から商材の説明が必要な営業は、AIの設定の手間と費用を考えると、人がかけたほうが合いやすくなります。
人手が足りずに電話の件数を増やせない、という課題があるかどうかも判断の材料になります。下の図は、AIテレアポを入れるかどうかを3つの質問で決める流れです。月に数百件というのは、AIの設定やトークの調整にかかる手間に見合う件数としての目安で、サービスや商材によって変わります。
- 法人の代表番号に、資料の送付や担当者の在否の確認から始める新規開拓
- 過去に問い合わせや資料請求があった会社への、担当者の確認とかけ直し
- セミナーや展示会の案内のように、伝える内容が決まっている電話
- 月に数十件だけかける、地域や業種を絞り込んだ営業
- 高額で説明の長い商材を、最初の電話で売り込む営業
- 個人の自宅や携帯電話への電話(法律の規制が重く、苦情にもなりやすい)
向いている使い方に共通するのは、最初の電話のゴールが「担当者につながること」「次の連絡の約束をもらうこと」のように小さいことです。最初の電話で商談まで決めようとすると、AIが答えられない質問が増えます。人がかけるテレアポで、どのくらいの割合でアポになるかの目安は テレアポ成功率の目安と上げるコツ で紹介しています。
AIテレアポの料金の仕組みと1アポの費用
AIテレアポの料金は、月額+従量、従量だけ、月額+成果報酬の組み合わせなど、サービスごとに仕組みが違います。金額を公式ページに載せているサービスは少なく、多くは問い合わせて見積もりを取る形です。
2026年11月4日に7つのサービス(PITK・Rabona AI・Sales Forge AI Voice・nocall.ai・オトコル・commubo・スパ電)の公式ページを確かめたところ、金額まで公開していたのは次の3つでした。ほかのサービスは、料金の仕組みだけを載せているか、問い合わせのあとに案内する形でした。
| サービス | 料金の仕組み | 公式ページに載っている金額 |
|---|---|---|
| PITK | 従量だけ | 初期費用・固定費なし、1コール20円(税別) |
| Rabona AI | 月額+通話料 | 月10万円から(3,000接続。公式ページの表記)、通話料は固定電話1分10円・携帯電話1分28円(通話料なしのプランもあり)、初期費用は要相談。税込・税別の記載なし |
| Sales Forge AI Voice | 初期費用+月額(コール数の保証つき)+成果報酬 | 初期費用10万円、月15万円から(月2,000コールを保証、1コール75円)、商談が行われたアポ1件につき1万円。最低3か月(いずれも税別) |
出典: 各社の公式ページ( PITK ・ Rabona AI ・ Sales Forge AI Voice )。2026年11月4日に確認。料金は変わることがあるので、申し込む前に各社に確かめてください。並び順に優劣の意味はありません。
月額の金額だけで比べると、1アポあたりの費用が見えません。比べるときは、次の式で1アポあたりの費用を出しましょう。
- 1アポあたりの費用 =(初期費用の月割り+月額+従量・通話料+成果報酬+引き継いだ後に人が話す時間の人件費)÷ その月のアポ数
たとえば、Sales Forge AI Voiceの公式ページの試算表では、2,000コールでアポが10件なら月25万円です。この場合、1アポあたりは2万5,000円で、ここに初期費用の月割りが加わります。このサービスは、担当者につながった後もサービス側の担当者が話す形です。自社の営業が引き継ぐ型のサービスと比べるときは、自社の営業が話す時間の人件費も足してそろえましょう。アポ数は商材とリストで大きく変わるので、各社の試算の数字が、自社でもそのまま出るとは考えないでください。
AIテレアポを選ぶときに比べる6つのポイント
AIテレアポのサービスを選ぶときは、料金より先に「AIがどこまで受け持ち、どこで人に渡すか」を比べましょう。分担が自社の体制に合わないと、安くてもアポにつながりません。
| 比べるポイント | 確かめること |
|---|---|
| 1. 方式 | 録音音声を流す型か、AIが会話する型か。デモの電話で、受付役の想定外の質問にどう答えるかを聞く |
| 2. 人への引き継ぎ | 担当者につながったとき、誰に、どうつなぐか(自社の営業か、サービス側のオペレーターか)。つなぐ相手が席にいないときの扱い |
| 3. 記録 | 録音・文字起こし・要約が全件残るか。断られた番号を「再びかけない番号」として自動で外せるか。顧客管理のシステム(CRM)に結果を送れるか |
| 4. トークの調整 | トークスクリプトを月に何回直せるか、誰が直すか。追加の費用がかかるか |
| 5. 料金と契約期間 | 1アポあたりの費用で比べる。最低契約期間、成果報酬の「成果」の定義(アポの取得か、商談の実施か) |
| 6. 導入までの期間 | トークの作成とAIの調整に何週間かかるか。テストで何件かけられるか |
6つのうち、とくに差が出やすいのは2つめと4つめです。トークを大きく変えると追加の費用がかかるサービスもあります(Sales Forge AI Voiceは、スクリプトの全面刷新が1回5万円。2026年11月4日に公式ページで確認)。始めたばかりの時期は、受付で断られる言い方を見つけて直す回数が多くなるので、直せる回数と直す人を最初に確かめておきましょう。
AIテレアポが迷惑と思われないための運用
AIテレアポが迷惑と受け取られるのは、名乗らない、断っても続ける、同じ会社に何度もかける、といった使い方をしたときです。人の電話と同じ配慮をAIの設定に入れておけば、迷惑と受け取られる電話を減らせます。
AIは疲れずに何百件でもかけられるぶん、設定を誤ると、迷惑な電話も何百件と増えます。次の5つは、始める前にAIの設定と運用のルールに入れておきましょう。
- 最初に会社名・名前・営業の電話であることを告げる: 用件を隠して取り次いでもらうと、つながった後に信用を失う
- 断られたら、その会社にはかけない: 「結構です」「必要ありません」を聞き取ったら会話を終え、再びかけない番号に入れる
- 黙って切られるのが続く番号もやめる: 何度かけても応答せずに切られるのは、断りの意思表示と受け取られることがある
- かける時間帯と回数を決める: 始業直後・昼休み・終業間際を避け、1社にかける回数の上限を決めておく
- AIかと聞かれたら正直に答える: AIであることを隠して人のふりをさせると、分かったときの印象が悪くなる
「AIであることを告げなければならない」と定めた法律は、2026年11月時点では見当たりません。それでも、聞かれたらAIだと答える設定にし、実在しない人の名前を名乗らせないほうが、相手との関係を損ないません。法人向けのテレアポで、何をすると迷惑だと受け取られやすいかは テレアポは時代遅れ?意味ないと言われる理由 でも整理しています。
AIテレアポで気をつける法律
AIの音声でかける営業電話も、法律の上では人の電話と同じ扱いです。消費者向けの電話勧誘には特定商取引法の規制がかかり、相手が法人や個人事業主でも、主に個人や家庭で使う商材なら規制がかかることがあります。
消費者庁の通達「特定商取引に関する法律等の施行について」は、電話勧誘販売の「電話をかけ」について、通話には録音音声・人工音声によるものも含まれると説明しています。AIの声だから規制の外、ということにはなりません。関係する主な条文は次のとおりです。
注意したいのは第26条の適用除外の読み方です。消費者庁の通達によると、この規定は契約の目的が営業のためであるときに適用しないという趣旨で、相手が事業者や法人なら一律に外れるわけではありません。事業者の名前で契約していても、主に個人や家庭で使うものなら、原則として規制がかかります。実際の事業をほとんどしていない小さな事業者が相手なら、規制がかかる可能性が高いとも書かれています。法人向けの営業でも、第16条と第17条の内容(最初に名乗る、断られたらかけない)は、AIの設定にそのまま入れておくのが安全です。
通話を録音し、文字起こしやAIでの分析をする場合は、個人情報保護法も関わります。通話の内容から特定の個人が分かる場合、その録音は個人情報に当たり、利用目的を決めて通知か公表をする必要があります(第17条・第21条)。個人情報保護委員会のQ&A(Q1-10)は、録音していること自体を相手に伝える義務まではないとしています。また、Q&A(Q2-1)は、本人が予測できないような分析をする場合は、分析することも含めて利用目的を特定するよう求めています。通話の内容をAIで分析する場合も、同じ考え方で利用目的を決めておきましょう。外部のAIサービスに通話の内容を渡すときは、そのサービスが学習に使わないかも確かめましょう。
出典: 特定商取引に関する法律(e-Gov法令検索) 、 消費者庁「特定商取引法ガイド」の通達・ガイドライン 、 個人情報保護委員会「ガイドラインに関するQ&A」 、 個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」 。いずれも2026年11月4日に確認。個別のケースが法律に当たるかは、弁護士や消費者庁の窓口に確かめてください。
AIテレアポを始める5つの手順
AIテレアポは、目的とリストを決め、トークを作り、少ない件数で試してから広げる、の順で始めます。いきなり数千件にかけると、トークの不備が数千件分の断りになって返ってきます。
ステップ1. 最初の電話のゴールと、見る数字を決める
最初に、AIの電話で何を達成したら成功とするかを決めます。「担当者につながる」「資料の送付先を聞く」「担当者に人が引き継ぐ」など、ゴールが小さいほどAIに任せやすくなります。ゴールが決まったら、見る数字も決めます。発信数、受付を通った割合、担当者につながった割合、引き継いだ後のアポ数の4つを分けて見ると、どこで止まっているかが分かります。
失敗しやすいのは、アポ数だけを見ることです。アポが少ないとき、受付で止まっているのか、担当者と話した後で止まっているのかが分からず、AIのトークと人の話し方のどちらを直せばよいかが決まりません。
ステップ2. かける先のリストを用意する
AIは速くかけられるので、リストの件数が少ないとすぐに使い切ります。一方で、件数を増やすために商材と関係のない業種まで入れると、断られる電話が増えるだけです。既存の顧客に多い業種・地域・規模を書き出し、その条件に合う会社だけを集めましょう。
リストには、会社名・電話番号・業種・所在地に加え、「いつ集めた情報か」と「前にかけた結果」の列を作ります。閉業した会社や、前に断られた会社を外しておかないと、AIが同じ失敗を繰り返します。営業リスト全体の作り方は 営業リストの作り方4ステップ で紹介しています。
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ステップ3. 受付用と担当者用のトークを分けて作る
トークは、AIが受付に話す部分と、人が担当者と話す部分に分けて設計します。AIの部分は、名乗り、用件、取り次いでほしい部署、断られたときの終わり方の4つを短い文で書きます。受付でよく聞かれる「どういったご用件ですか」「資料を送ってください」「担当者は不在です」への答えも用意しておきます。
人の部分は、担当者に引き継いだ直後の最初のひと言から書き始めます。AIが受付で伝えた用件と、人が担当者に話す内容がずれると、相手は「さっきと話が違う」と感じます。トークスクリプトの作り方は テレアポのトークスクリプトの作り方と例文 を参考にしてください。ChatGPTで下書きを作るときは、事実の確認と、社外秘の情報を入れないことに気をつけましょう。ChatGPTの注意点は ChatGPTの使い方と注意点 でも紹介しています。
ステップ4. 数百件で試し、通話の記録を読む
トークができたら、いきなり全件にかけず、数百件で試します。試すときは、AIの通話の文字起こしを人が読み、受付のどの段階で断られたか、AIが聞き取りを間違えた言葉はないか、断られたのに話し続けていないかを確かめます。とくに最後の点は、相手への迷惑にも法律にも関わるので、試す段階で必ず見ておきます。
試した件数が少なすぎると、受付を通った割合が数件の違いで大きく動き、トークの良し悪しが分かりません。逆に多すぎると、直す前のトークで多くの会社に断られてしまいます。試す件数と直す回数は、サービス側の担当者と先に決めておきましょう。
ステップ5. 止まっているところを直してから件数を増やす
試した結果を、ステップ1で決めた4つの数字で見ます。受付を通る割合が低ければAIのトークを、担当者につながっても日程が決まらなければ人の話し方を直します。担当者が不在の会社が多ければ、かける時間帯を変えます。テレアポがつながりやすい時間帯は テレアポの時間帯とトーク内容のコツ で解説しています。
直した後にもう一度数百件で試し、数字が良くなったことを確かめてから件数を増やします。件数を増やした後も、断られた理由は毎月数えましょう。同じ理由で断られる業種が分かれば、トークを直すよりリストからその業種を外したほうが早いこともあります。
よくある質問
AIテレアポを検討している方からよく聞かれる、アポの取れ方、人のテレアポとの関係、ChatGPTの使い道、個人宛ての電話についてお答えします。
AIテレアポだけでアポは取れますか?
商材と相手によります。Rabona AIのように、日程調整までAIが行うと案内しているサービスもあります(2026年11月4日に公式ページで確認)。ただ、担当者からの質問が多い商材では、担当者につながった時点で人に引き継ぐほうが確実です。導入事例のアポ数は、自社で試すまでは目安として見ておきましょう。
AIテレアポを入れれば、人のテレアポは不要になりますか?
不要にはなりません。AIが減らすのは、つながらない電話や受付での断りに使う時間です。担当者と話す時間、断られた理由からトークを直す仕事は人に残ります。テレアポの成果が人によって違う理由は テレアポが取れる人と取れない人の違い で整理しています。
ChatGPTで営業電話はできますか?
ChatGPTをそのまま営業電話に使うのは現実的ではありません。ChatGPTは音声でも会話できますが、営業先のリストに順に電話をかけるには、OpenAIのAPIを電話回線につなぐ開発が必要です。トークの設定、通話の記録、断られた番号の管理も自分で作ることになるので、電話はAIテレアポのサービスに任せ、ChatGPTはトークスクリプトの下書きや通話記録の要約に使うのが手軽です。
個人の電話番号にAIでかけてもよいですか?
おすすめしません。消費者への電話勧誘には特定商取引法の規制がかかり、最初の名乗りや断られた後の再勧誘の禁止を守る必要があります。苦情にもなりやすいので、AIテレアポは法人の代表番号への電話に絞りましょう。
まとめ
AIテレアポは、発信から担当者の在否の確認までをAIが受け持ち、担当者との会話を人が行う分担で使うのが基本です。 向いているのは件数が多く、最初の電話の用件を短く伝えられる法人向けの営業です。料金は1アポあたりの費用で比べ、名乗る・断られたらかけない、の2つをAIの設定に入れてから始めましょう。
AIに任せる範囲を決めたら、自社の商材に合う会社のリストを用意し、数百件で試してから件数を増やしてください。架電先のリストを用意したい方は、Urizoの無料版で試せます。
担当者につながったら人に引き継ぎます。
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