メール営業のコツとは?
メール営業とは、電子メールを活用した営業スタイル全般のことを指します。
訪問やテレアポなどでは1件毎に時間が掛かりますが、メール営業では一斉送信することが可能なので、大幅な時間短縮にもなります。
また、メール営業では資料を送ることができテキストでも残るので、相手に理解してもらいやすいメリットもあります。
件名が大事!その理由とは?
・人によっては毎日100通以上メールが届く方がいるので、1通1通全て見る方は多くありません。件名次第ではメールも見ずにそのままゴミ箱行きということも・・。 それほど件名はメールの開封に大事な判断材料になります。
では、件名を長くし情報を多く記載しようと思う方もいるかもしれませんが、 件名が長いと受信ボックスを開いた際に文字が途切れてしまう場合があります。 件名は長くても18文字以内におさえ、途切れた時のことを考え前半に伝えたいことを記載しましょう。
メール営業の件名では、以下のポイントを1つでも入れる事を心がけましょう。
緊急性を出す
メールは形に残るので後で見ようと思われ、そのまま忘れられてしまうことも少なくありません。残り1週間や残席10席などと記載すると、人は興味を引く為、開封される確率が高くなる傾向があります。
【before】
お得な情報のお知らせ
【after】
【残り1週間!】お得な情報のお知らせ
相手の名前をなるべく入れる。
名前を件名に入れると他のメールに比べ自分だけに送っていると思い、 より目を引きます。
【before】
お得な情報のお知らせ
【after】
【山田さまへ】お得な情報のお知らせ
メリットを訴求する
30%OFFや無料など受け取り手にとってお得な情報を件名に入れると効果的です。
【before】
お得な情報のお知らせ
【after】
【50%引き】お得な情報のお知らせ
限定感を出す
こちらのメールを受けとった方限定や今月限りなどの文言を入れると、
興味を引きやすくなるのでお勧めです。
【before】
お得な情報のお知らせ
【after】
【購読者限定】お得な情報のお知らせ
箇条書きで分かり易くするには?
・折角メールが開封されても本文を見て、長い文章や行間が空いていなく読みにくい文章だとメールは読まれなくなってしまいます。箇条書きや行間を空け読みやすい文章を心がけましょう。
また、箇条書きには読みやすいだけではなく、以下2点の効果があります。
・全体像を一目で把握が可能
・要点がまとまっているので、分かり易い。
以下、記載方法を比較してみましょう。
【before】
次回の打ち合わせは、11月1日15時から会議室Aでお願い致します。
山田さんは売上の発表をお願い致します。
田中さんは先週の進捗確認の共有をお願い致します。
鈴木さんは次回の施策の発表をお願い致します。
【after】
次回の打ち合わせは以下でお願い致します。
------------------------------------------------
日程:11月1日15時
場所:会議室A
内容:売上の発表(山田さん)
先週の進捗確認(田中さん)
次回の施策(鈴木さん)
------------------------------------------------
送るタイミングに気を付けよう
・メールは電話と違っていて形に残るので、いつでも自分の好きなタイミングで読めることが利点となりますが、送るタイミングによっても開封率は変わっていきます。
一般的に土日の休日は開封率が低く、火曜日の開封率は高い傾向にあります。
時間は、朝のメールを確認するタイミングの9時前後が開封される確率が高くなっています。配信する曜日や時間によっても開封率は変わっていきますので、こちらにも気を付けていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
メールは同じ内容でも開封率や反応が大きく変わります。
ただ送ればいいと思わずに読み手のことを考え、読みやすく分かり易い文章を心がけメール営業をしていきましょう。