大工

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「大工」とは、主に木造住宅の建築を行う職人のことで、宮大工・家屋大工など色々な種類があります。ノコギリ、ノミ、カンナなどの道具と木材を使って骨組を造ったり、外壁や屋根の下地、床・壁・天井の下地を仕上げていきます。

大工の活躍の場は木造住宅だけでなく、ビル・マンション、店舗、リフォームなど幅広くあります。住宅産業は新築からリフォームへ大きく変わろうとしており、今後、中古住宅流通、リフォーム市場は20兆円市場になると期待されています。

1995年に76万程だった大工人口は2020年には30万の需要に対し21万近くまで落ち込むと推定されています。大工は高い技術を求められる仕事であり、職人によって完成した時の仕上がりが全然違います。経験がものを言う世界でもある為、日本の伝統木造建築の技術を継承する若者の育成を行なう「大工育成塾」などが設立されたり、若手不足や大工離れに対し就労環境の改善も図られつつあります。